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おぼろ豆腐

認知症と少子高齢化について考えた記録

(23)機械化に頼らざるを得ないこれから

老後の備えは貯蓄だけではない。
生活習慣病認知症の予防、承認欲求を満たせる趣味を持つこと、居場所となるコミュニティの形成。
どれも健康な内に備えておくことでスムースに老後生活に移行できる。

それともう一つ。
できれば新しい技術に触れておくことも大切だ。
これからの高齢化社会において、介護や健康維持のための施設あるいはサービスが増えていくのは間違いないだろう。
しかし同時に少子化でもある。
人手には限界があり、不足した分は機械化で補うことになるだろう。

例えば食料や生活物資の配達予約。
銀行や病院窓口の案内。
これらは機械による音声案内がより一般的になるだろう。

またウェアラブル端末が普及し、健康管理や降りるべきバス停でのお知らせ、家族による見守りといった用途に幅広く利用される。

コミュニケーション面でも機械化は有効だ。
私たち家族のように遠方に離れて暮らしているケースでは常時接続のWebカメラがあれば非常に助かる。
お互いの様子が音声だけよりも伝わるし、何より孫の顔を毎日見せることだってできる。

実際にこれは父の生前に提案してみたのだ。
頻繁に帰省してあげたいが時間も費用もかかる。だからタブレット端末で連絡を取り合わないか。
しかし父も母もとても使いこなせる気がしないと言う。
父などはパソコンはまだ何とか使えていたのだ。
それでもやはりある程度歳を取ると、新しいことが覚えられないらしい。
更に母に至ってはそもそも機械に対して拒絶感があるのだから尚更であった。